ぬか漬けを始める時には、いろいろと覚えたり準備するものもありますが、一番大事なのはどんな容器にするかだと思います。

と言うか容器があれば、あとはぬかを入れるだけなんですが^^;

管理人も今まで使っていた容器を交換しましたので、その経験からどんな容器を用意すれば良いか、選び方を書いてみたいと思います。

なびちゃん
管理人さん容器交換したんだね

管理人が容器を交換しようと思った理由

実は随分前から容器を交換しようと思っていたのですが、めんどうなので放置していました^^;

まずはこれまで管理人が使っていた容器の変遷から

平らにならしたところ3.6
3.6リットルのタッパー。

一番初めで、ぬかの量が少なかったせいもあるのですが、浅すぎて野菜をつけるスペースがほとんどないため交換しました。

平らにならします(2.0リットル容器)
2.0リットルのタッパー。

小さめの容器にしたことで野菜をつけるスペースはできたのですが、かき混ぜるとぬかが容器の外にこぼれ落ちやすいのでコレもボツ。

3.6リットルの縦型容器
3.0リットルの縦長の容器。

容器が縦長になったことでかき混ぜやすくなったので、ぬかを足して大根やきゅうりを縦に押し込むことが出来るようにして漬けやすくしました。

ですが、しばらく使っていると、使いづらい気になる点がいくつか出てきてしまいました。

交換前の容器の使いづらい点

特に気になったのは以下の2点です。

その1
そこよりも上の口の方が広がっているため、やはりかき混ぜる時にぬかが容器の外にこぼれやすい。

その2
四角い容器なので、角の部分のぬかをひっくり返すのがめんどう。

もう一度この画像を見て頂きたいのですが、容器の入り口は末広がりのようになっているため、ぬかがボロボロこぼれてしまいます。

ぬかの量が少ないときでも気をつけないと、やはりこぼれてしまいます;;

また角のところは指先を突っ込まないとひっくり返せないのでめんどうです。

使いやすい容器の条件

そのあたりを踏まえて使いやすい容器の条件を挙げてみます。

その1
容器の口が底より狭い。

その2
容器の底が丸い。

その3
できれば透明の容器が欲しい。

その4
容器にふたができる。

基本的にぬか漬けは最低でも1日1回はかき混ぜる必要があります。

これが一番面倒で、ぬか漬けに挫折したり、ぬか床を腐らせてしまう大きな原因となります。

なので容器は「かき混ぜやすい」というのを最も重視した方が良いと思います。

底が丸い容器は手を突っ込んでぐるっと返すようにすると、数回で上と下のぬかをひっくり返すことが出来ますし、口のほうが狭くなっているものなら、ぬかもこぼれにくいので思い切ってひっくり返す作業に集中できます。

また余計な雑菌を入りづらくするためにも、シッカリとふたが出来るものが良いですね。

透明容器については管理人のこだわりみたいなところがありますが、こちらの記事で書いていますのでご覧いただければと思います。

容器は梅酒のビンに決定

以上すべての条件を備えた容器ということで、これに決めました。

容器交換後
容器の交換後です。
取っ手は邪魔なので取りました。

これ梅酒をつけるビンなんですが、なかなか具合が良いです。

容器の比較
容器の比較画像です。
ティッシュの箱は大きさの目安です。

いままでの容器が3リットルだったので、同じ容量のものにしました。

高さと幅も25cm×16cmと、今までとほぼ同じ大きさなので、冷蔵、冷凍の際も困りません。

難点はガラス瓶なので少し重い事と、丸いポコポコの突起が中にもあるので、少々手が引っ掛かることでしょうか。

ただ突起に関してはさほど気にするほどでもありません。

ぬかの量はかき混ぜやすさを優先するなら、ビンの半分くらいの量が適当でしょう。

我が家の場合このくらいの容量で丁度良いのですが、一遍に沢山の野菜をつけるようでしたら、容器ももっと大きなものが必要となりますね。

そうするとビンの場合かなり重くなって、今度は移動するのが一苦労となるでしょうから、市販のぬか漬け用のホーロー容器などが良いかもしれません。

まとめ

管理人の経験から、ぬか漬けの容器について書いてみましたが如何でしょうか?

かき混ぜやすさをだけ考えるなら、多分昔ながらの瓶(かめ)が一番でしょうね^^

あのポッコリとした丸いかたちは、ぬかを返すのには最適でしょう。

風情もあってよさそうですが、重さと密閉できるふたが無いのが難点ですね。

なびちゃん
昔はみんな瓶につけてたよね