卵を買ったのが何時だったか、分からなくなって困った事はありませんか?
痛んでたら怖いし、食べられるのなら捨てるのはもったいないし・・・
そんな時、こうすれば簡単に卵の鮮度が見分けられますよ!
卵の鮮度を割らずに見分ける方法
ゆで卵にするなら、割らずに見極める必要がありますよね。
割らずに確認する方法は、以下の2つのやり方があります。
光に当てて透かして見る
卵は古くなってくると、白身が濁り、黄身が破れて白身と混ざってきます。
これを利用するのが、光に当てて透かして見る方法です。
新鮮な卵は光が透けてきて明るく見えます。
古くなってくると光が透けてこないようになり、だんだんと黒ずんで見えてきます。
強力な光源があれば黄身の位置や状態、気室の大きさなど、かなり細かい事まで分かりますが、
専門的な知識も必要なのであまり現実的ではありません。
細かい鮮度までは分かりませんが、目安にはなりますね。
水につけて浮き上がりを見る
卵は古くなってくると炭酸ガス(二酸化炭素)が抜けて、これが気質に溜まってきます。
これを利用するのが水につけて浮き上がりを見る方法です。
新鮮な卵は横向きで底まで沈んでいますが、古くなるにつれて気室を上にだんだんと縦になって浮いてきます。
さらに古くなると完全に浮き上がった状態となります。
ゆで卵にする場合は、少し時間をおいて炭酸ガスが出ている物の方が美味しくできますし、卵の殻も剥きやすいのでこの確認方法は向いていますね。
但し一度水に付けたり表面を洗った卵は、傷みが早くなってしまうので、すぐに食べるようにしましょう。
卵の鮮度を割って見分ける方法
やはり割ってみるのが一番分かり易いです。
新鮮な卵は黄身が盛り上がるような状態になっており、古くなるにつれてだんだん平べったくなってきます。
さらに古くなると黄身が破れたり、白身の色が変化してきます。
食べてはいけない危険な卵の状態
まずは卵を割った時に異臭がするもの。
腐った卵はかなり強烈な硫黄臭に似た異臭を放つようになります。
もうこうなると直感的にも食べられないと分かりますね^^;
次に白身の色が変わっている場合も危険です。
この状態になると黄身も破れて、白身と混ざった状態になっているはずです。
また光に当てたとき黒ずんで透けて見えない場合や、水につけたとき水面まで浮かび上がった卵も危険なので捨ててしまいましょう。
もう一つ注意が必要なのが、既にヒビが入っているものです。
ヒビがはいれば痛みも早くなりますし、それがいつ入ったのか分かりませんからね。
もったいないように感じるでしょうが、ここは潔く捨ててしまいましょう。
まとめ
現在では集荷時から2週間ほどは、卵の鮮度が保たれるようになっています。
賞味期限もパック日から2週間が設定されていますね。
腐った卵は強力な食中毒を引き起こしますので注意したいですね。