諏訪大社は信濃国一宮として、長野県の諏訪湖周辺に鎮座する4社の神社の総称です。
ただ諏訪大社と言った場合、上社本宮(ほんみや)を差すのが一般的です。
また全国に約20,000社ある諏訪神社の総本社でもあります。
来歴も非常に古く、いろいろとナゾの多い神社でもありますが、ここでは主に上社本宮の事を中心に、なるべく詳しく?ご紹介します。
諏訪大社の創建と御祭神
冒頭で「来歴が古い」とご紹介しましたが、創建について詳しい事は分かりません。
古すぎてわかんないんですよね。
一応古事記の「大国主の国譲り」の段に登場する「建御名方神」(たけみなかたのかみ)が御祭神となっている事から、創建もこの頃という事になっています。
が、この頃がいつなのか分かりません。
何しろ古事記が既に神話の世界ですからね。
さらに「建御名方神」以外にも「ミシャグチ神」を初めとする、御神名以外はナゾの神様も祭られています。
これらの神様は「建御名方神」よりも古い神様らしく、一説には「ミシャグチ神」は日本古来の土着の神様で、「建御名方神」は日本に渡ってきた渡来人(ユダヤの失われた十二支族)の神様だとか。
そういう説というか、想像というか・・・もありますf^^;
事実諏訪地方は、出土する土器や遺跡の数も多く、古代からかなり栄えた集落があったことも確認されていますので、すべてが妄想の世界と言う訳では無いとも言えなくも無い様な気がしないでもあったりなかったり・・・
もうココまで来ると何がなんだか分かりませんが、古い古い歴史へのロマンを感じさせてくれるので、
思いを馳せるだけで楽しくなってきます。
ちなみに上社本宮の御祭神は「建御名方神」
上社前宮(まえみや・下社秋宮(あきみや)、下社春宮(はるみや)の御祭神は「八坂刀売神」(やさかとめのかみ)で建御名方神の妻神です。
諏訪大社のご利益
大国主の国譲りの段で分かるように、「建御名方神」は武の神として崇められています。
戦国時代には武田信玄が諏訪信仰をしており、各地に諏訪神社を勧進したり何かもしています。
また中世期には狩猟などの神事を行っていたことから、狩猟、漁業の神としても崇敬されています。
香取神宮や鹿島神宮の来歴とも無関係ではないので、コチラの記事も見て下さいね。
その方がよりその神様のご性格とか、得意な分野を理解できると思っております。
で神社の神様に親しみを持って御祈願することで、より御神徳も頂けるのではと。
まあ管理人の独り言です^^
諏訪大社の御柱祭
諏訪大社に関しては、いくら書いても書き足りないのですが、キリがないのでもう一つだけ。
日本三大奇祭の一つに数えられる御柱祭です。
まあ自称三大奇祭が全国には沢山あるのですが・・・御柱祭に異論を唱える人はいないんじゃないかな?
次回はなんと来年2016年に行われます!
なんか一人で興奮してますが^^;楽しみです。
諏訪大社へのアクセス
自動車
諏訪ICから約5分(約2.8km)
- 首都高環状線 神田橋IC ~ 中央自動車道 諏訪IC
距離 188.6km
時間 2時間28分
料金 3,960円(ETC料金)
JR中央本線 茅野駅
茅野駅からバスで約12分:410円
茅野駅からタクシーで3.6Km約12分:1,180円(ナビタイム調べ)
- JR中央線 東京駅~新宿駅
- JR中央本線 新宿駅~茅野駅
時間 2時間30分
料金 6,230円
注 意茅野駅からのバスは、茅野駅西口6番乗り場、上社・大熊線で上社下車。
ただし土日は運休なので注意。
ポイントおそらくカーナビでは、諏訪ICを右折するルートが出てくると思います。
距離的にはそちらの方が近いのですが、分かりやすさを優先しあえて左折のルートを選択しました。
注 意神社到着直前に右折していますが、交差点正面の道路は向こうから一方通行ですの注意して下さい。
最後に
管理人はいつも車で参拝に行くのですが、一度だけ電車で茅野駅から行ったことがあります。
この時はバスが使えなかったので、結局タクシーで上社本宮まで行ったのですが
「こんなに安かったかな~?」
大分前なので記憶が定かではないのですが、2,000円は超えてたと思うんだよな~。
ナビタイムを疑うわけではないのですが・・・?です。
ちなみに神社の駐車場は無料です。