嫌なカビですが、放っておいて大変なことになった経験もあるんじゃないでしょうか?(今がそうだったり・・・)
塩素系漂白剤を使用しない、人にも環境にも優しい浴室のカビ取り方法をご紹介しますので、是非試してみてください。
カビ取りをする前に
まずは浴室の掃除をして室内を乾かします。
浴室の壁には石鹸のカスや、体の皮脂などが付着していますので、最初にきれいに掃除しておきましょう。
これらの汚れはカビ菌の繁殖原因になるものですから、掃除しておく必要があります。
次に重曹と酸素系漂白剤を混ぜて重曹ペーストを作ります。
重曹ペーストの作り方はこちらをご覧ください。
その他用意するもの
- ゴム手袋
酸素系とはいえ漂白剤を使用します。
直接手で触るとヒリヒリしたり、手荒れを起こしますので用意しましょう。 - ラップ
カビのひどい所に使用します。 - スポンジ
壁面に重曹ペーストを延ばすのに使います。
浴室壁面のカビ取り方法
重曹ペーストを黒くブツブツとカビが見える所を重点的に、壁全体にスポンジなどを使い塗っていきましょう。
見えない所にもカビ菌は潜んでいますし、予防の意味でも全体に塗る方が良いでしょう。
またカビの生える場所はいつも同じところだと思います。
何故ならばそこはカビの繁殖条件が整っているからなので、そういう場所は特に重点的に塗りましょう。
重曹ペーストを多めにつけて、その上にラップをするとさらに効果的です。
この状態で4時間~放置し、後はお湯で流しながら軽くこすりましょう。
浴室パッキン部分のカビ取り方法
壁面のカビがひどい部分と同様にします。
パッキンの上に少し厚めに重曹ペーストを塗り上からラップをします。
ラップをする理由は、ペーストの乾燥を防ぐのと酸素を遮断するためです。
多くのカビ菌は好気性のため、酸素を遮断した方が殺菌効果が増すためこうします。
一度できれいにならなかったら?
黒ずんだ塊が減ったり、薄くなっても、一度では完全にきれいにならないかもしれません。
そんな時は数回繰り返しましょう。
カビ取りをして一回できれいにならないと、洗剤を変えたり他の方法を試したくなりますが、あまり意味がありません。
カビ菌はそう簡単に死滅させられるほど甘くありませんから^^;
なので
- 定期的にカビ取りをする。
- まめに浴室の掃除をする。
- カビが繁殖し辛いように予防する。
まとめ
重曹ペーストは作り置きが出来ませんので、一度に全部使いきりましょう。
余ったら排水溝まわりや、中のトラップに落としておきましょう。
浴室の重曹ペーストを流すときに、排水溝まわりもきれいになりますよ。