ひょっとしてあなたは、気に入った革靴を毎日履いていませんか?
同じ靴を毎日履いていると、痛みが早く長持ちしません。
今回はお気に入りの革靴を長持ちさせる4つのコツと、お手入れの方法をご紹介します。
1.革靴はローテーションさせて履こう
ついついお気に入りの靴を毎日履いてしまう・・・
気持ちは分かりますが、長持ちさせる為に最低でも3足、できれば5足の靴をローテーションさせて履きましょう。
足の裏は「1日にコップ1杯分の汗をかく」といわれており、外回りなどで歩き回る人はもっと大量の汗をかきます。
汗が浸み込んだ革はダメージを受けますし、放置すればカビの原因ともなりますからね。
因みに管理人は3足を、中2日のローテーションで履いてます。
1日履いた靴は2日間陰干しして、3日目にまた履くというパターンです。
デスクワークで作業中はサンダル履きだったりするので、2足でもいいかなとも思いますが、靴底の減りの事も考え3足にしています。
革靴は長い間履かないでいると痛みますが、毎日履き続けても痛みますので、ローテーションさせて休ませるようにしましょう。
ちなみに手の込んだ手入れをしなくても、コレだけで革靴は格段に長持ちするようになりますからね。
2.普段のおて入れ方法
1日履いた革靴は、軽く丸めた新聞紙を詰めて2日間陰干しする。
コレだけです。
この時、チョット汚れてるかな?と思った時は、固く絞った布で汚れを落としておきます。
また新聞紙は1~2時間したら捨てて、交換して陰干しします。
ポイント新聞紙を入れっぱなしにするのはシューキーパー代わりです。湿気を取るためだけではなく、型崩れを防ぐ目的にもなってます。こんな感じで
この日は新聞紙がなかったので、画像左下に見えるマンガをちぎって入れてます。
新聞がないときの為に、いつもココに置いてあります。
湿気をとる事に関して、新聞紙には負けますが代用にはなりますんで。
革靴は陰干しをしておくので、シューズボックスにはしまいません。
我が家のシューズボックスは、サンダルやスノトレのような季節物の保管庫で、普段履く靴は基本出しっぱなしです。
3.一ヶ月に1回のお手入れ方法
普段は軽く汚れを落とし陰干しをするだけですが、最低でも1ヶ月に1回は革に栄養分を与えてあげましょう。
ステップ1ブラシか布で汚れをふき取る表面についた汚れをふき取ります。 ステップ2クリーナーを塗り汚れをふき取る
靴に浸み込んだ油や、古いクリームを浮き出させて取ります。 ステップ3ツヤ出しクリームを塗りこむ
全体にムラなく塗りこんでいきましょう。栄養補給です。 ステップ4乾拭きをする
余分なクリームをふき取り磨き上げましょう。
ストッキングを使うとツヤが出ます。 ステップ5防水スプレーをかける
雨を弾くよう防水スプレーをかけておきましょう。 ステップ6いつもどおり陰干し
ブラシや油性クリーム、シューキーパーを使ったりして、もっと丁寧にお手入れする方法もありますが、管理人としてはこれで十分です。
お手入れの時間も10分足らずです。
管理人の靴磨きセットはこんな感じ。
輪切りはこうすると便利。
管理人使用の靴磨き用品は以下の3つ
4.革靴が雨に濡れた場合のお手入れ
雨に濡れた革靴は、まず泥汚れや、表面の水分などをよくふき取ります。
次に丸めた新聞紙を靴の中に詰めて、湿気を取りましょう。
はじめのうちは、マメに新聞紙を取替えたほうが良いです。
注 意水を吸った皮は柔らかくなっているので、あまりギュウギュウに新聞紙を詰めると、革が延びて型崩れしてしまいますので気をつけましょう。概ね3~4日陰干しをすれば乾きますが、水濡れがひどい時は5~7日くらい様子を見ましょう。
あとは3章でご紹介した月一のお手入れ(栄養補給)をすればOKです。
まとめ
革靴のお手入れと言って、そう構える事はありません。
- 1日履いたら2日は陰干し
- 最低月一回は栄養補給
- 汚れたと思ったら都度ふき取り、場合によっては栄養補給
- 雨に濡れたらまず水分をよくとって乾燥させる。
革靴は生き物です。栄養分が切れないように、気を使って大事にしてあげましょう。
お気に入りの革靴は、なるべく長生きして欲しいですよね。