梅雨時の湿気対策として、十分な換気を行い風通しに気を使うことが、最も大事で基本的なことです。
そこを踏まえた上で、より効果的な湿気対策を行っていきましょう。
なるべくお金を使わない方法をご紹介しますね。
押入れの湿気対策
ふすまを開けて風を通そう
押入れの戸を開けて、扇風機などで風を通しましょう。
再度、我が家の扇風機群です。
写真にある縦長のファンは、押入れの上下に同時に風を送れるので、我が家では重宝しています。
ダンボールは処分しよう
引越しの時に荷物を入れてきたダンボール箱が、そのままになっていませんか?
ダンボールは湿気を吸いますので、荷物を入れたまま置いておくのは良くありません。
湿気を溜めておくことになりますし、紙の色が落ちて中に入っているものに移ったりもします。
ダンボールは処分し、代わりに丸めた新聞紙や竹炭を置きましょう。
両方とも湿気は勿論、においも取ってくれます。
新聞紙はころあいを見て、新しいものと交換しましょう。
「すのこ」を使おう
可能であるならば、押入れの床と壁に「すのこ」を置くことをお勧めします。
風通しがよくなるので、湿気も溜まりにくくなります。
しかし「すのこ」って、いろいろ使えますよね^^
玄関、シューズボックスの湿気対策
ふたを開けて風を通そう
ふたや扉のあるタイプのシューズボックスは、定期的に風を通しましょう。
もう基本ですね^^
新聞紙や竹炭を置こう
押入れ同様、新聞紙や竹炭を置きましょう。
丸めた新聞紙はシューズボックスの中に置くのではなく、靴の中に詰め込んでおきましょう。
シューズボックスの場合、中に湿気が溜まるのではなく、靴に浸み込んだ汗が湿気となるからです。
浴室の湿気対策
出る時は壁や床の水滴をふき取ろう
浴室は使用後に軽くでいいので、壁や床の水を拭き取っておきましょう。
また湯船のお湯は捨てるか、ふたをきちんと閉めてから出るようにしましょう。
浴室で使う「すのこ」は必ず立てかけるなど、置きっぱなしにしないよう気をつけてください。
動かさないでいると、【「すのこ」と置かれている床が必ずカビます。】
必ずです。絶対です。
浴室は室内で最も湿度が高く、カビも発生しやすいので、常に気を配るようにしてくださいね。
こんな感じで。
写真の「すのこ」は頑丈な発泡スチロールのようなタイプの物で、大変軽いため動かすのは全く苦になりません。
指2本でつまんで移動させる事が可能です。
換気扇は暫く回しておこう
浴室の使用後はドアを少し開けて、換気扇は暫く回しておいてください。
我が家では朝まで回しっぱなしです^^;
そこまでしなくとも、就寝前までは回しておくと良いでしょう。
最後に
確かにエアコンの除湿を使えば、湿気を取る事はは出来ますが、電気代がバカになりません。
また押入れや戸棚などは、やはり開けなければ湿気を取る事は出来ません。
なので季節物をしまってある場所や、押入れの天袋のようにめったに開けない場所には、水とりぞうさんとかシリカゲル系の乾燥剤などを置くなど工夫しましょう。
ただその場合は、定期的に交換するのを忘れずに。