単身引越しの場合、「自力の方が安いし、時間の融通もきくから簡単なんじゃない?」と思いがちですが、はたして本当にそうなんでしょうか?
引越しをする前によく検討しておかないと、金額的にもかえって高くついたりします。
今回はその辺のところを考えて見ましょう。
自力で単身引越しをする前によく考えよう
まずは自力で引越しを行うことが可能かどうか、次に自力で引越しするのと、業者に頼むのとどちらがより良いか検討して見ましょう。
今回のサンプルケースの条件はこう設定します。
- 移動距離は50km。(おおむね同一県内程度)
- エレーベターなしで2F→2Fの引越し。
(3F以上ならエレベータがある) - 荷物の量は軽トラに収まる。
- 荷物に見合った車の調達が可能か?
費用の面を考えると、知り合い等から借りられるのがベスト。
ダメでもレンタカーを借りればよいので、調達できない事はないですね。 - 運転手の調達が可能か?
当たり前ですが車の運転が出来る人がいなければ無理。 - 自分を含め2人以上(荷物の量に見合った人数)、荷物運びの要員が確保できるか?
今回は軽トラなので、友人が1人手伝ってくれればOK
あとは費用と手間がどれ位かかるかです。
自力で単身引越しをする場合の費用
それでは費用を見積もって見ましょう。
- 軽トラ6hレンタル
約6,000円(ガス代込み) - ダンボール箱20個(120サイズ)
約3,000円 - 友人への謝礼
約5,000円
この見積もりだと費用的には、赤帽と同等か少し高いですね。
因みに過去管理人が自力で引越しをしていた頃の費用は以下の通り。
- 軽トラまたはワンボックス
0円 - ダンボール箱20個(120サイズ)
0円 - 友人への謝礼
昼飯を食わす
こんなもんです。
まずレンタカーを借りなければ、引越しが出来ないようなら業者に頼みます。
ダンボール箱はスーパーかドラッグストアで貰ってきます。
友人への礼など飯代で十分。
お願いする時も
ネットで検索すると、5,000円とか10,000円なんて書いてあるけど、自分が手伝う時も金など要求しませんし、貰ったこともありませんよ。
そういうもんじゃないのかな~。
スーパーでは食品が多いので、濡れていたり臭うものが多いので基本避けますが、みかん箱は頑丈で重宝しますのであれば貰ってきます。
ドラッグストアのものは汚れも少なく、サイズの揃ってるものが多いので使いやすいです。
ただ貧弱な箱も多いので、それはなるべく避けるようにしましょう。
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自力で単身引越しをする場合の手間とリスク
自力引越しの場合、どんな手間があるでしょうか。
- 荷物運びは勿論、場合によっては車の運転もある。
運転手が自分だけなら当然そうなります。 - 養生をしなければならない。
建物の共有部分では、必ずする必要があります。 - レンタカーの場合の手配等
借りる手配をして、借りてきて、返しに行く。
以外と面倒です。
管理人がレンタカーでの引越しを敬遠していたのは、費用面とともに時間に縛られることもその理由です。
それではリスクはどうでしょう。
- 建物を傷つける心配がある。
荷物運びは慣れていないと、壁面などにぶつけて傷をつける事があります。
大きいものを運ぶ時は特にです。 - 荷物自体を破損する心配がある。
これも不慣れなため起こりうることです。 - 車での事故の心配
トラックやワンボックスなど、普段乗りなれない車ですので運転に関するリスクも有ります。 - ケガの危険がある
これも不慣れゆえのリスクです。
まとめ
今回のケースでは「車とダンボール箱が自前で調達できるなら自力でやる」です。
レンタカーが必要ならば赤帽、荷物が軽トラに積みきれないなら、引越し業者に頼むのがおススメです。
赤帽に関する記事はコチラ
赤帽とは?注意点さえ押さえれば単身引越しの強い味方
引越し業者を選ぶ際の注意点は、コチラの記事に詳しいです。
単身引越しの見積もり相場・比較や安くする方法はこうだ
因みに管理人は、2tロングでの自力引越しを2回した事があります。
そのうちの1回は「群馬の1軒家の2LDKから神奈川」まで1人で全部やりました。
荷を降ろしたときはもう暗くなってましたが、一応1日で済ますことが出来ました。
出来なくはないですが、おススメはできませんね。
きつすぎますf^^;