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還暦とは簡単にどう説明する?満年齢と数え年や干支との関係

還暦雑学
還暦とは?
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還暦とは?これを簡単に説明すると、満年齢で60歳、数え年で61歳になることを言います。

では生まれ年からの計算方法は?
なぜ60歳で還暦となるのか?
干支との関連はどうなっているのか?
このあたりを解説していきますね。

還暦と満年齢、数え年との関係

満年齢と数え年は年齢の数え方が違うんですね。

満年齢は生まれた時は0歳で、誕生日が来るたびに1歳ずつ増えていきます。

あなたも普通年齢を考えるときは満年齢を使っていると思います。

数え年は生まれた年を1歳とし、その後は新年の元日になるたびに1歳ずつ増えていくという数え方です。

例えば昭和39年(1964年)6月1日生まれの人がいたとします。

この方が還暦になるのは満年齢だと60歳になる令和6年(2024年)6月1日、数え年だと61歳になる令和6年(2024年)1月1日となります。

なので数え年の考え方だと、同じ年に生まれた人は全員1月1日に還暦を迎えることになりますね。

60歳で還暦なのはわかりましたが、なぜ60歳なのでしょうか

なぜ60歳で還暦となるのか?

還暦の還は「かえる」とか「もどる」、暦は干支(えと)を意味しています。

これは干支が一巡して「生まれた暦に還った」として、おめでたい事とされお祝いをする風習となりました。

では「干支」が一巡するとはどういう事でしょうか?

還暦と干支の関係

干支(えと)とは中国由来の暦法で、年、月、日、時を表す、十干十二支(じゅっかんじゅうにし)の60種類の組み合わせの事を言います。

これだけでは、なんだか良くわかりませんね^^;

よく「今年の干支は~」なんて言うときは、丑年(うしどし)とか辰年(たつどし)と言ったように十二支が出てきますよね。

でも干支というのは十干との組み合わせとなっていて、2024年ならば甲辰(きのえたつ)になります。

十干と十二支はこんな感じ。

十干
きのえ
きのと
ひのえ
つちのえ
つちのと
かのえ
かのと
みずのえ
みずのと
十二支
うし
とら
たつ
うま
ひつじ
さる
とり
いぬ

十干が6周して十二支が5周すると、元の組み合わせに戻ります。

なので60年で「生まれた暦に還った」という事になるという事になります。

還暦以外の長寿祝い

数え年長寿祝い
70歳古稀こき
77歳喜寿きじゅ
80歳傘寿さんじゅ
88歳米寿べいじゅ
90歳卒寿そつじゅ
99歳白寿はくじゅ
100歳百寿ひゃくじゅ・ももじゅ
108歳茶寿ちゃじゅ
不枠ふわく
111歳皇寿こうじゅ
川寿せんじゅ
120歳大還暦だいかんれき
昔寿せきじゅ

大還暦なんて還暦2周分!すごいですね。

豆知識1:十干十二支と甲子園球場

阪神甲子園球場は1924年(大正13年)に完成しました。

この年は甲子(きのえね)の年で、十干と十二支それぞれの最初の組み合わせとなり、縁起が良いという事で命名されました。

意外な関係があって面白いですね。

豆知識2:還暦と厄年

還暦とは、干支が生まれた年に戻る(干支が一周)する年齢である60歳(満年齢)を示します。

一方、厄年は、厄災に遭いやすいため注意深く過ごす年であり、男性は数え年で25歳、42歳、61歳が本厄になります。

つまり数え年の61歳(満年齢で60歳)は還暦であると同時に男性にとっては厄年にもなります。

まとめ

還暦についてまとめてみましたが、そのほかにも多くの長寿祝いがあるんですね。

私もたくさんの長寿祝いをしてもらえるよう、できるだけ健康で長生きしたいと思います。

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