除湿機の電気代や機能はエアコンとくらべてどうなのでしょうか?
場合によっては除湿機を購入する必要がないかもしれません。
そのあたりも踏まえて除湿機が必要ならその節約方法までご紹介します。
除湿機の電気代は高いのか?
単純に比較したならば、電気代は除湿機の方がエアコンよりも安いです。
これは除湿機の方が消費電力が低いためなんですね。
一般的な消費電力は
- 除湿機:100W~500W程度
- エアコン:500W~1,500W程度
除湿機の方が電気代は安く済みますが、肝心の除湿能力はどうでしょうか?
除湿機とエアコンの除湿効果
- 除湿機:2L~最大15L程度
- エアコン:20L~最大36L程度
やはり消費電力が高い分、エアコンの除湿能力の方が優れています。
そこで節約ということを考え本当に専用の除湿機がいるかどうか考えてみましょう。
除湿機を買うかどうか
一般の家庭でエアコンを設置していないところはあまりないと思います。
もしエアコンの冷房と除湿機能を切り替えて使用することで、問題が解決するなら除湿機は必要ないでしょう。
しかし、例えば
- 建物の立地条件が悪くて湿度が高い
- 特定の部屋の湿気だけ湿度が高い
- 洗濯物を部屋干しする必要がある
状況としては・・・
エアコンの冷房で除湿をしようとすると、部屋が冷えすぎてしまう。
かといって温度設定を高くすると除湿効果がいまいち。
さらに除湿のためにエアコンをつけっぱなしにすると、電気代がかさんでしまう。
といったところでしょうか。
次に除湿機を購入する場合の価格についてみてみましょう。
除湿機の価格帯
除湿機能と価格帯の目安はこのようになっています。
- 2L程度:1万円前後
- 5L程度:2万円前後
- 10L程度:3万円前後
- 15L程度:4万円前後
消費電力の目安は最大500Wと考えていいでしょう。
上手な節約方法
エアコンと除湿機を併用する場合の節約方法をご紹介します。
部屋全体を冷やす必要がない場合
エアコンは使用せずに除湿機だけ稼働させましょう。
消費電力から見て除湿機の方がお得です。
部屋全体を冷やす必要がある場合
気温が上がってくれば冷房を使用せざる得ないですよね。
その場合でも、まず除湿機で湿度を下げてからエアコンを使うようにしましょう。
エアコンも除湿機もつけっぱなしにしない
湿度の状況をみてこまめにON、OFFしましょう。
電化製品を使用する場合、エアコンや除湿機に限らず基本的なことですが実践しましょうね。
機器の掃除もこまめに
こちらも基本的なことですがまめに!
特にフィルタ類はすぐにほこりが溜まります。
フィルタがつまり空気の流れが悪くなると、機械に負担がかかり電気代が増しますし、最悪故障の原因にもなってしまいます。
まとめ
このようにエアコンも除湿機もそれぞれ長所、短所がありますので、あなたの生活に除湿機が必要かどうかよく検討することをお勧めします。
エアコンだけで事足りるのならば、冷房と除湿をうまく使い分けましょう。
どうしても除湿機が必要なようならば、こまめにエアコンと除湿機を使い分けたり、電源のON、OFFで節電を心がけるようにしましょうね。