便秘解消に乳酸菌とオリゴ糖の組合せで効果アップ、運動もしようね

ぬか漬けが「便秘解消に効果がある」という記事を書きましたが、そこのところをもう少し詳しく書きたいと思います。

また便秘解消に必要な事を、ガッツリ書きますので是非とも実践してみてください。

初めに

まずは便秘解消にはどういうことが必要で、それは何故必要なのかを簡単に整理しておきます。

理屈なんかどうでも良いと思われるかもしれませんが、私達が目指す便秘解消とは、

「大腸のぜん動運動により便を体外に排出すること」を指します。

便秘薬は飲めばすぐに効果が現れますが、この正常な体の機能を取り戻すのに1日2日では無理です。

なので途中でやめてしまわないように、簡単に理屈を理解しておいて欲しいと思います。

便秘解消に必要な乳酸菌の働き

腸の内部には「善玉菌」と「悪玉菌」が存在しています。

(他にも「日和見菌」と言うのがいますが、話の本筋ではないので割愛します。)

腸内環境を良好に保つには、善玉菌が優位な状態を作らなければなりません。

この善玉菌の代表的なものが「乳酸菌」や「ビフィズス菌」です。

この乳酸と酢酸は大腸のぜん動運動を活発にする働きがあります。

何故乳酸菌が便秘解消に効果があるのか、これで分かりましたね。

因みに善玉菌は他にも、納豆菌、酵母菌、麹菌があります。

便秘解消に乳酸菌が活発に働くようにするには？

それには乳酸菌のえさが必要です。

食物繊維やオリゴ糖が、乳酸菌やビフィズス菌のえさになります。

なるほど乳酸菌とオリゴ糖はそういう関係だったんですね^^

食物繊維やオリゴ糖は、分解されづらいので腸までそのまま届きますが、乳酸菌は胃酸などでほとんどが死滅してしまいます。

「それじゃ乳酸菌を取る意味が無いじゃないか」

と思ってしまいますが、最近の研究で「乳酸菌は死滅しても他の乳酸菌のえさになる」ことが分かっています。
なので乳酸菌自体はその生死を問わず、どれくらいの量が腸まで行くかが重要です。

とはいえ空腹時より食後の方が胃酸の影響を受けづらいので、乳酸菌を取るなら食後の方が良いでしょう。

便秘解消に良い食べ物は？

ここまでに登場した、善玉菌達が多く含まれる食品には、こんなものがあります。

ポイントごぼうなどに比べれば少ないですが、なす、キャベツ、大根、かぶ、きゅうり、にも食物繊維が含まれています。

日本食ってすごいですよね！

白ご飯に味噌汁、ぬか漬け、納豆で、ここにあるすべてが取れてしまいます。

特に納豆最強って感じですね。

因みに納豆を食べている人は、食べていない人に比べて、腸内の乳酸菌の量が10倍と言うデータもあるようです。

またぬか漬けは乳酸菌と、えさとなる食物繊維が一緒に取れるんですね。

(ポイントには特にぬか漬けに向いている野菜をあげてみました。）

便秘解消に乳酸菌とオリゴ糖の組み合わせ

オリゴ糖には様々な働きがありますが、便秘解消に関係ある働きをご紹介しましょう。

このようにオリゴ糖は乳酸菌の働きを助けるとともに、オリゴ糖自体にも便秘に効果的な働きがあります。

乳酸菌(ぬか漬け)にプラスして、オリゴ糖も取ってみるとより効果的です。

日本一選ばれているウワサのオリゴ糖

便秘解消に食事以外で出来る事

管理人は当初自分の便秘の原因は「運動不足」だと思っていました。

これは「半分正解」といったところでしょうか。

「食事　＋　適度な運動」が理想ですね。

ウォーキング

筋力が落ちると(特に腹筋)腸の動きが鈍くなり、便を押し出す力も弱くなります。

女性が男性より便秘になりやすい理由の一つに、この筋力が弱い事があげられます。

なのでウォーキングなどの、軽い運動を取り入れるようにしましょう。

腹ばいのゴロ寝

これは直接腸をマッサージする効果があります。

小腸は複雑な構造でマッサージも届きにくいのですが、この方法だと満遍なく刺激が伝わります。

さらに小腸が動き出すと、それに連動して大腸のぜん動運動も活発になるので、便秘解消には効果的です。

これだけです。

TVで紹介された方法なので、あなたもご存知かもしれませんが、これも取り入れて見てください。

最後に

今回ご紹介した方法は是非試して見てください。

かなり重度の便秘でも解消できるのではないでしょうか。

管理人はとりあえず便秘状態は解消したと言って良い所まできました。

ただ1回トイレに行きそびれると、1日1回とか2日に1回になってしまう事もあり、まだまだ安定しているとは言えません。

最も1日1回だから悪いと言うわけではなく、人それぞれのサイクルもあるようなので、何とも言えない所もあるのですが･･･

便秘は解消した後、それを続ける事が出来るかどうかも重要ですね。

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